未公開情報について

不動産の物件情報は、

 

基本的に不動産流通情報(○○宅建協会・アット○ーム等)

 

という宅建業者の免許を持つものだけが

 

掲示・閲覧できる仕組みに加入しています。

 

つまり、表向きには、

 

不動産業のどんな大手も中小企業宅建業者も

 

同じ流通情報を共有しているはずです。

 

なのに、何故、未公開情報があるのでしょうか。

 

結局、その情報を不動産流通情報公開するタイミングの問題なのです。

 

中には公開する前の(公開できるものにも一定の決まりごとがあります。)

 

未確定情報のようなものです。

 

例えば、「建築条件なし売地」で販売するはずが、

 

「建築条件付き」に変更になっていた。土地の面積が、

 

測量後に大幅に減っていたなど。

 

時にはこれがもとでトラブルになることもありますから、注意が必要です。

 

「いい物件を知りたいから、 未公開のものでいち早く情報をつかんでおきたい」

 

お客様のその気持ちは十分理解できます。

 

しかし、それによりリスクも生じることを分かっておいてください。

 

ここで、大変重要なことを伝えます。

 

「不動産を購入して、その引渡しを受けたあとは、

 

その不動産に対する責任は全て買主の人が負います」

 

通常の取引では問題はないのですが、

 

未公開情報という形では未確定な部分が多くあるのも特徴なのです。

 

したがって、当初受けていた説明と食い違ってしまった。

 

でも契約書を良く見ると、

 

「○○○になることもあるが、 その場合、本契約は現況と優先として、

 

買主は異議なく承諾のこと」

 

なんて書いてある!

 

ということは文句をいえない。

 

ということになります。

 

上手い話には・・・・・ということかも知れませんね。

 

未公開情報を入手するのは簡単です。

 

たくさん不動産屋さんに問い合わせていれば必ずあります。

 

(チョッとしつこい営業は我慢してくださいね。)

 

でも、まだまだ不明確な点が多いのですから、

 

慎重に、慎重に、慎重に吟味してください。

 

責任はすべて買主様になってしまうのですから。

 

当然、私のところにも、これらのすべての流通情報は入ってきます。

 

また、お客様の要望があれば入手することは可能です。

 

でも、迷惑がかかる可能性がある情報は

 

お客様に紹介するのを遠慮しています。

 

また、それで、物件が手に入らなくても、

 

皆様にあった物件は必ず手に入ることは私の経験上、 知っています。

 

これは本当です。

 

色々とお話しましたが、 物件に少しでも疑問点が残るようなものは怖いですね。

 

●    まとめ

 

未公開情報は、未確定情報のことが多いので、

 

その物件のことをよく吟味しないといけません。

 

⑦媒介とはを見る