不動産の商品の特徴

仲介業者の扱う商品は4つに分類すると分かりやすいと思います。

 

①    新築住宅

 

既に建物が完成していて、いつでも入居が可能なものです。

 

よく、「建売」といわれます。

 

②    中古住宅

 

一度、その建物に所有者等が入居したものです。

 

(商売をしてた中古店舗付住宅もある)

 

③    建築条件付売地

 

売地ではあるが、

 

土地の売買契約を締結後、3ヶ月以内に、 建物を建築する際には

 

売主または売主の指定する業者と

 

建築請負契約を締結して 建物を建築することを条件

 

として契約するものを言います。

 

よく「売建」といわれます。

 

④建築条件なし売地単純に売却する土地

 

以上の4つであるが、 実はよく似ているもの分類しなおすと・・・

 

①    新築住宅と建築条件付売地

 

②    中古住宅(築年数の古いもの)と売地 の2つにまとめることもできます。

 

新築住宅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新築住宅

 

建築条件付売り地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新築住宅

 

中古住宅(築後20年以内のもの)

 

中古住宅(築後20年以上のもの)・・・・・・・・・・・・土地

 

建築条件なし売地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土地

 

例えば、新築住宅というのは、

 

間取りや建物の仕様は既に決まっています。

 

条件付売地は、建物の仕様と間取りは自由に作る

 

ことができる(フリープラン)というものです。

 

でも建物を建てる業者は同じで、

 

当然予算により、仕様や広さも制限があります。

 

最初に参考プランがあり、 それを基準にして、

 

少しずつ間取りを変えていくという方法です。

 

大幅に変更すると、売主は心の中で嫌な顔をしていますよ。

 

だって予算がどうなるのだろうと不安になってきますから。

 

建築条件付売地はある程度の間取りも準備されているものなのです。

 

建築条件付売地も新築も基本的には同じようなものでしょう。

 

建築条件付売地とは、

 

「建物の建築を売主または売主の指定する建築業者と

 

3ヶ月以内に建築請負契約を締結することを条件として契約するもの」

 

と決められています。

 

だから、建築業者も決められていているので、

 

設計も担当が最初から決まっているのです。

 

設計担当によっては、建物の間取りは、ある程度融通が利きますが、

 

最終的には全部自由な注文住宅というわけには行きませんね。

 

中古住宅(築年数の古いもの)と売地も同様です。

 

中古住宅において、

 

特別な要望(シックハウス症候群や古屋に対する強い要望)が無ければ、

 

築年数が古い、

 

つまり、建物は事実上使用するに値しないと考えられるときは、

 

それを購入することは、 その土地を買うということですよね。

 

「建物を解体して新築する」という考えは、売地を購入することと同じです。

 

商品の形や名前は違っても 類似しているものもあるので注意をしておきたいところです。

 

●    まとめ

 

不動産の商品はおおよそ4つに分類されます。

 

 

自分たちの本当に希望する商品の形態を考えておかなければいけません。

 

 

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